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師走。
ゲームブームはちょっと落ち着いたので、ちまちま読書。
しかし、読んだ本の内容をことごとく忘れていくこの記憶力の悪さは何とかしたいものです。


4167716011天使はモップを持って (文春文庫)
近藤 史恵
文藝春秋 2006-06

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キリコシリーズの一作目を再読。
やっぱり、面白いなぁ。大介とキリコの関係が最後の話で一気に進展するところなんて、素敵過ぎる。判りやすい伏線を張っているような気もするけど、見せ方が上手いなぁ、と。
それにしても、本当にキリコはスーパーマンみたい。こんなに出来た嫁なかなかいない気がする。
この作者さんのシリーズものはどれも面白いので、末永く続いていって欲しいです。

4062149060エソラ VOL.5
小説現代編集部
講談社 2008-08-02

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辻村深月さんの短編を目当てに。
「ロードムービー」と「道の先」、二本の短編が入ってました。というか、「ロードムービー」という本がもう出ていたという罠。そちらだと、もう一本短編が入ってるそうです。
「ロードムービー」は作者得意の叙述トリックが最後に炸裂。
小学生の家出物語なのだけど、ヒーローがイジメられっこを助けたら自分が標的になったという結構重い話。主人公がしっかりしていて、そしてイジメられっこの少年がこれまたしっかりしていて泣ける。
最初から主人公は自分達の立場に気づいているのだけど、最後に読者にも立場が逆転していることをしっかり表現しているあたりはさすが。
「道の先」は中学生の塾講師をしている主人公と、お嬢様中学生のふれあい物語、なのかな。
孤独と戦う少女を主人公が労わる感じの話なのですが、デビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」の登場人物だったとはー。サカキくんという名前でようやく思い出しました。
もう一度読み直そうかなー。恐ろしく長いけど。
それにしても、「冷たい校舎~」の時から比べると、本当に読みやすくなったなぁ、この人の文章。

4163249605名残り火 (てのひらの闇 (2))
藤原 伊織
文芸春秋 2007-09

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てのひらの闇」の続編。そして、昨年、五月に食道癌でなくなった作者さんの遺作。
「てのひら~」を読んでいなくても全く問題はない別の話ですが、読んでいた方が登場人物の人間関係が判ってより楽しめると思います。
それにしても、この人は渋いサラリーマンを書かせると天下一品。ハードボイルドって感じ。
前回は広告業界がメインだったような気がするのだけど、今回はフランチャイズ関係の話がメインで、ちょっとしたお勉強にもなります。コンビニ経営って本当に大変なんだなぁ。
話としては、校正が八章までしか出来なかったということで、ちょっと乱雑な部分もありつつ、主人公と部下の関係がやっと前進しかけたかな、というところで終わるので、もっとこの話の続きを読んでいたかった……、という読後感があります。
というか、前作で重要人物だった親友を最初から殺して、この謎を解いていくという物語の作り方の潔さには感服。この話の続きはもう書きませんといわんばかり。

4062142333遊戯
藤原 伊織
講談社 2007-07

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ネットのビリヤードゲームで知り合った、父から虐待を受けた過去を持つ主人公と、なんとなくCMモデルになるヒロインの話。
連絡短編で男女交互の短編で物語が進んでいくのですが、残念ながら短編五本分で作者さんが亡くなった為に未完となりました。というわけで、二人に接近していたストーカーちっくな50代のサラリーマンの謎と、主人公の父が残した拳銃の謎が解けないままです。
最後の最後にこんな大きなミステリーを残していくなんて、作者さんは意地悪だ! というか、神様は意地悪だ! そう思えるくらい、この話はとても面白い。
でも、二人の関係が上手い具合に五本目の最後に前進しているところが、なんともまぁ、素晴らしいタイミングというか。この作者さんにしては登場人物が若いというのも珍しかった。勘が鋭いスーパーマンみたいなヒロインも魅力的。
あー、もう、本当に続きが読みたいッ!! というか、この人の作品は全部好きでした!!
残念ながら作品数は少ないけれど、どれも良作でした。文章、世界観、構成、キャラクター作り、何もかも全てが好きでした。本当に作者さん、お疲れ様でした。

ご冥福をお祈りします。
本。 | 【2008-12-17(Wed) 15:07:03】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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